PhabitaKADOWAKI

Pacific Cycles Japan

自転車を快適、安全にお乗りいただくため、保守点検、メンテナンスのお願い。

自転車は車やオートバイの車検のような、法的に定められている車両の点検がございません。乗り物として適切な使用と共に、快適で安全に永くお乗りいただくために、自主的な保守点検等による車両のメンテナンスが必要となります。
又、弊社扱いのBirdyブランドの前身でもあるBD1においては、永年ご愛顧いただいているユーザー様もいらっしゃる中、初期型は1996年製造で20年以上という月日の中で、部品の箇所によっては、経年劣化などの発生事例も出てきており、日頃からの点検によるトラブルの早期発見、部品交換などのメンテナンスの重要性がございます。

●注)
全ての機械部品と同様、自転車は磨耗と高い応力に常にさらされています。材料及び構成部品が異なれば磨耗また応力疲労に対する反応の仕方も異なります。そして構成部品は設計寿命を超えると、突然破損して乗員の怪我の原因となるおそれがございます。また高い応力のかかる部位にある亀裂やキズ、変色などは構成部品が寿命に達していることを示すものであり、場合によっては交換する必要がありますことをご理解下さい。

 保守点検、メンテナンスといってもご自身でできることと、できないことが分かれますので、難しいと思われる場合は、購入された自転車店にお持込いただくことで実施いただくことをお奨めさせていただきます。

  1. 目視でのチェック。フレームやフォークなど主要構成部品に変形、ひび割れが無いか確認下さい。
  2. 自転車の前後両輪を別々に20cmほど持ち上げ、軽く落としたときに異音や部品のズレ、がたつきが無いか確認下さい。
  3. 前後のブレーキをかけて、車体を前後に揺すったときに、ヘッド部やブレーキにガタが無いかを確認下さい。

これらのチェックで異常がある場合、自転車のご使用を止め、自転車店に持ち込みご相談下さい。

メンテナンスもさまざまですが、車体のクリーニング、注油、空気圧の管理など簡単なメンテナンスをするだけでも、自転車の良い状態が保てますので、定期的に実施して下さい。

  1. 自転車のクリーニング。ウエスなどを使い車体全体を綺麗にクリーニングして下さい。自転車用のクリーナーなどを使うと効果的です。
  2. 各部の注油。チェーンなどクリーニングの後にも注油は欠かさずに行って下さい。注油後は余計な油分をふき取ることも重要です。注油につきましてはブレーキ周り、リム、タイヤへの注油は性能を著しく低下させるので、非常に危険ですのでおやめ下さい。
  3. タイヤの空気圧管理。適正な空気圧を保つことで快適な走行ができ、また空気圧低下によるパンクも未然に防げます。タイヤの横に指定空気圧が記載してありますので、指定範囲内で空気圧を管理して下さい。

 

ブレーキ、変速機のなどは、安易にメンテナンスをすると性能を著しく低下させることもございますので、自転車店へ作業依頼いただくことをお奨めします。

保守点検や定期的なメンテナンスを行い、快適で安全な自転車ライフをお楽しみ下さい。

PAGE TOP